弁護士コラム
2026/10/01

弁護士1日日記 令和8年10月度【総人口1憶2297万人】

弁護士一日日記 令和8年10月度【総人口1億2297万人に】

 災害が多発した暑い夏が終わろうとしている。集中豪雨がどこでも襲う時代に入ったという感がした。

 9月29日、総務省が2020年から2025年の人口動態を発表した。それによるとこの5年間で日本の人口は「317万3571人」(2.5%)減少し、1億2297万2528人となったとのことであった。

 外国人の数が「384万0039人」と過去最高になったのに反し、日本人の人口は「426万6973人」(3.5%)減少し、「1億1935万1935人」となったとのことであった。

 東京以外はすべての府県で減少しているとのことで、わが三重県も4.4%減の「169万人)となったとの報告である。

 三重県も同日、「県人口ビジョン」を発表し、出生率が改善されないまま推移すると2040年(14年後)には県人口は「147万人」となると警鐘を鳴らした。

 とりわけ、南勢地域では26.4%、東紀州地域では35.4%の減少になると厳しい見通しを発表した。

 南勢地域・東紀州地域では急激な人口減少から不動産が動かない時代に入っており、担保力を喪失し、法律実務も頓挫しているのが実情である。

 この14年内には南海トラフ大地震が発災することも想定され、その場合、ますます困難な時代となる。

 行政サイドは「女性や若者」に焦点を当て、人口維持策を検討しているが、人口減少人口減少の流れは止まらないだろう。

 世界では終わらないロシアのウクライナ侵攻、イランへのアメリカ・イスラエルの侵攻など混乱・悲劇が続いている。

 ガザ地区の報道がほとんどなくなり、気になって数冊関連記事を読んだ。

 現地では国際社会の支援も届かず、ほとんど絶望的な状況が続いていると思われる。

 「自国ファースト」主義時代で「道徳的正義」が失われている。武力・経済力という「リアリズム」とどう戦うのか。

 すべての人に「幸福に生きる権利がある」ということを尊重しない時代・社会とは何か。

 「道徳的正義」を見失った生き方には与しないと言い切れる生き方をしたい。

  令和8年(2026年)10月1日

                                         弁護士 加 藤 謙 一   

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