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弁護士コラム

弁護士一日日記 【日本総人口309万人減】

弁護士1日日記 令和8年6月度
【日本総人口309万人減】
5月29日、総務省は国勢調査結果を発表した。これは、前回調査の2020年と2025年10月1日時点の人口調査内容を示すものであり、これによると前回調査から「309万7000人」が減少し、日本の人口(外国人を含む)は1億2304万9524人となった。
47都道府県中、増加したのは東京と沖縄のみで残る45道府県で減少した。
5年ごとの調査で、2015年から減少に転じているが前回調査が94万9千人の減に対し、大幅な減少を示したことがうかがわれる。
最も大きな減少率を示したのは秋田県の8.1%で人口は88万人となった。
人口が100万人を切っている県は山形県(99万人)、富山県(99万人)、福井県(73万人)、山梨県(78万人)、和歌山県(86万人)、鳥取県(52万人)、島根県(63万人)、徳島県(68万人)、香川県(91万人)、高知県(64万人)、佐賀県(78万人)の11県に昇っている。
和が三重県も人口減少率4.3%で169万4896人となり、初めて170万人を切った。
三重県の5年間の減少人口は「7万5358人」で、1年間で「1万5071人」ずつ減少していることが判明する。川越町の人口が「1万5794人」と報告されているので、毎年、川越町レベルの町が消滅していることとなる。
気になるのはこの5年間で最も減少人口が多かった市が県都津市であり、その減少人口は「1万0614人」(1年間に2122人の減3.9%減)となっている事である。
鳥羽市、尾鷲市、熊野市など南部の市は軒並み12%~13%の減少となっており、次の5年後の減少幅によっては人口1万人を切る状態に陥る可能性がある。
近時、これらの地域では相続の放棄が続き、相続人不存在の財産(土地・建物)が発生している。
裁判所が相続財産清算人を選任しても、買い手がつかず、事件処理ができない事態が常態化している。大きな行政の手入れ・支援が必要となって来る。

そんな中、国際社会の混乱は一向に収まる気配がない。「力による正義」論がまかり通っている。

令和8年(2026年)6月1日
                        弁護士 加 藤 謙 一

(2026-06-01)