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弁護士コラム

【弁護士一日日記 衆議院選挙始まる】

弁護士1日日記 令和8年2月度
衆議院選挙始まる
自民党高市政権が高い支持率を背景に衆議院選挙を仕掛けた。
新聞報道によると、自民党は大勝する勢いだという。維新を加えて300議席を伺っているという。
一方、立憲民主党と公明党の衆議院議員が離党して立ち上げた「中道改革連合」は半減する可能性もあるという。
いま世界は権威主義の嵐の中にあり、それに対応するには「力」が必要だという雰囲気から強硬姿勢の高市政権が支持されているのではないか。
アメリカ:トランプ政権は、同盟各国に「5%の資金投入」をして武力を高めることを求めている。そこで言う「武力」とは何か。アメリカ製武器を購入することだというアメリカファーストのにおいがする。
自民党政権内部には「核武装」をすることも視野に入れると主張している勢力もある。
中道改革連合は「平和主義」「人間主義」を掲げている。多くの国民は「平和主義」で平和を確保できるのかという疑念を持っているようであるが、「力対力」の世界が本当に平和をもたらすかを十分検証する必要がある。
若者に中道は人気がないという調査結果も発表されている。若者はわかりやすい勢力に魅力を感ずるかもしれない。
参政党や新党みらいといった勢力も同じ匂いがする。
平和をいかにして築くかは哲学的命題かもしれないが、そこに生きる人の命を最大限に尊重するという「人間主義」こそ、出発点とすべきでないか。
選挙はあと1週間の期間で終わる。高市政権は「国論を2分するようなテーマにも取り組む」と強気の発信をしている。

1月号でも書いたが我々の当面の目指すべき山は2030年だ。この5年間平和な時代が確保されるか、SDGSという大きなテーマはどうなるのか。
ガザ地区の復興、ウクライナの平和はどのような道筋で行われるのか。
中国の台湾侵攻が発生するのか。「南海トラフ大震災」はいつ起こるのか、どの程度の規模になるのか。懸念する事柄は山積だ。

とりあえず、自分にできることに専念しよう。

令和8年(2026年)2月2日
                        弁護士 加 藤 謙 一

(2026-02-02)