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弁護士コラム

加藤弁護士 一日日記【オーストラリア:メルボルン】

弁護士1日日記 令和6年7月度
【オーストラリア:メルボルン】
6月20日から1週間、ライオンズクラブ国際協会 第106回年次大会に参加するため、オーストラリア:メルボルンを訪れた。
メルボルンはシドニーを抜いて、オーストラリア最大の都市に成長しており、近代的な高層ビルと合わせ、中世的な建物が混在する美しい街だった。
オーストラリアでは最低賃金が「時給2$#44;500円」ということで、物価に跳ね返り、物の価格が高い。感覚的には日本の2倍の価格帯となっている。
それでも、町は多民族混在の中、豊かさを感じる品の良い街並みとなっている。昨年、ニューヨークを訪れた際は、雑踏の中にいる感じがしたが、メルボルンは品位のある文化的な街だと感じた。
日本とは季節が逆で「冬」だということだったが、思ったほど寒さは無かった。町の中を走っている無料の「トラム」(路面電車)を利用して、移動が気楽に出来たことも大きな満足を与えていた。
来年は、メキシコシティを訪れる予定であるが、どんな文化が待っているのだろうか。

本年1月1日起きた能登半島地震から「半年」となった。各紙が特集を組んだ記事を出している。
全壊した家屋が「8053棟」(石川県分)と報告され、仮設住宅が急ピッチで建設されている。これまでに「3951世帯」が入居し、民間の賃貸住宅の借り上げ分だけでも「3800世帯」が入居しているとのことで、被害の大きさを物語っている。
全壊家屋「8053世帯」に加え半壊家屋「16746世帯」が報告されており、公費解体申請は「20900棟」に昇っているがこれまでの実績は「4%」とのこと、多くの時間と経費が掛かることが想定される。
公費解体が完了しても、どの様な街づくりをするかでまたもめることとなろう。建築は各自の計画で行うこととなり、そのようなエネルギーが被災者にあるかが問われることとなる。
多くの時間と費用を伴う作業が待っており、街は大きく変化することとなるだろう。

令和6年(2024年)7月1日
                        弁護士 加 藤 謙 一

(2024-07-01)