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弁護士コラム

加藤弁護士 一日日記【ウクライナに平和を:冬が来た(その9)】

【ウクライナに平和を:冬が来た(その9)】
2022年2月24日のロシア軍によるウクライナ侵攻が始まって9か月が経った。思えば、春先から始まった侵攻は、春・夏・秋を経て、冬の時季に至った。  
ロシアは冬の侵攻は想定していなかったのであろう。
ウクライナ・ロシアの冬は厳しい。歴史がかの地での冬の戦いの厳しさを示している。
冬の陸上戦は困難なのでミサイル・ドローンを使った空中戦になるものと思われる。ウクライナ側から制空権を握るための支援が求められている。
未だ士気の高いウクライナと混乱が見え始めたロシアの行く末は見えてきたように思われる。
ロシアによる電源攻撃により、ウクライナでは停電が続く様が伝えられている。
ゼレンスキー大統領が「100日間の冬」を耐えようと呼びかけている。
国際社会の支援を期待したい。

国際社会はウクライナ紛争に目が行っているが、思えば世界各地で紛争が続いており、人間らしい暮らしができない地域は多くある。
アフガニスタンはどうなっているのか。シリアはどうなっているのか。ミャンマーはどうなっているのか。紛争地域は世界であふれている。
発生した難民はどうやって正月を迎えるのであろうか。難民キャンプで生まれる子供たちは何を希望として生きているのであろうか。

新型コロナウイルスの第8波が襲ってきている。昨日は三重県は「2268人」の発病が報告されている。全国でも13万8121人と増大してきている。
死者数も183人と報告されており、油断はできないが、日常生活をこれ以上壊すことは出来ないだろう。

明日は運命のスペイン戦が行われる。朝4時からの戦いだ。国中がテレビにくぎ付けとなることだろう。平和な空間に生きていることを感謝しよう。

令和4年12月1日
                        弁護士 加 藤 謙 一

(2022-12-01)