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弁護士コラム

加藤弁護士 一日日記【2050年どんな世界が待っているか】】

弁護士1日日記 令和6年5月度
【2050年にはどんな世界が待っているのだろうか】
明年2025年は21世紀に入り、4半世紀が経過する節目の年だ。2010年、我が国は人口1億2806万人を数えていたが、以後減少に転じ、2024年1月1日の概算値は「1億2409万人」となり、397万人の人口が失われた。
このペースで行くと2050年には1億人を切る可能性があるという。
今から26年後のことで、正直、自分自身が存在する可能性が低い時代であるが、21世紀中期の世界として関心があるし、ある種の責任もあるように思う。
4月25日の新聞で我が国の自治体の4割が消滅可能性があるとして、我が三重県でも12の自治体の存続が危ぶまれると報道された。
北の木曾岬町を除くと11自治体が南部の自治体である。松阪市・伊勢市を除きほぼ全滅である。
想定の根拠は「子供を産む中心世代の20代から30代の女性が現在の半数以下となる」ということらしい。
現在では、非婚・晩婚も加速しており、女性の合計特殊出生率も低下しており、人口は急激に減少する可能性がある。
名前が挙がった自治体はどう受け止め、行政対応するのであろうか。早速、三重県知事が政府に対し「人口戦略庁」を立ち上げ、この問題に集中的に取り組む機関を設置すべきだと反応した。

一方で、世界の人口が増加中で、2024年時点で81億1900万人と推定され、に達した地球人口は2050年には100億人に達しているだろう。
膨れ上がる国際社会の人口を維持する食料・水・衛生環境等、懸念材料が溢れる。まさにSDGsの世界の問題だ。
適切な地球人口問題とバランスを取った国際的取り組みが必要だが、自国の事のみ考えている国際社会の実際には悲観的な感想を持つ。
ウクライナもガザも今年中に解決する可能性が無いように思う。
今年の6月の欧州連合の選挙・11月のアメリカ大統領選挙の行方が懸念される。欧州ではハンガリーの突出が気になる。「国家主義」とどう戦うかの問題だ。
今年は政治の年になりそうだ。


令和6年(2024年)5月1日
                        弁護士 加 藤 謙 一

(2024-05-01)