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弁護士コラム

加藤弁護士 一日日記【2030年を目指して】

弁護士1日日記 令和5年1月度
【2030年を目指して】
新しい年が明けた。しかし、世界は相変わらずの景色だ。
ロシアのウクライナ侵攻から10か月が経過し、この年の2月24日はどんな景色の中で迎えることとなるのであろうか。
寒い冬空の下で暮らすウクライナの人々はどんな思いで正月を迎えたのであろうか。
幸いと言うべきか平和の下で正月を迎えることができた日本を有難く思う。
5年後、10年後の日本を考えながら元旦を迎えた。12人に増えた孫たちがその人生を全うできるよう祈り、茶会を開催した。
神奈川に住む四男夫婦がコロナに罹り、2人の孫が新年会に参加できなかった。

我が事務所は昨年新たに若い弁護士を迎えることができた。今年は本格的に3人の弁護士の力を結集した活力ある事務所運営をしたい。
地域の活力ある法律事務所として光を送ることができるよう各自の成長を待ちたい。「さくら総合法律事務所」を若い人たちが、目を輝かせて、集い、学び、競い合う法律事務所にしなければならない。

人類は、SDGsを掲げ、2030年を目指している。ロシアのウクライナ侵攻により、カーボンニュートラルというテーマが大きく後退した。
毎日のように、ロシアによるミサイル攻撃が続き、一方でヨーロッパを中心にエネルギー問題が混乱している。
私個人は、今年75歳を迎える。2030年は81歳で迎えることとなる。現役弁護士として、この7年間を戦い切りたい。
今年は新しい社会活動の開始の年でもあり、SDGsをテーマに掲げて走り出したい。そのための研鑽もおろそかにできない。健康の維持にも配慮しなければならない。自分一人の身体ではない。

右肩上がりではない難しい時代の舵取りをしなくてはならない。しかし、いつも希望を失ってはならない。若者たちに生きていることが素晴らしいことだということを伝えなければならない。若者たちの未来を摘んでしまうような社会であってはならない。

令和5年(2023年)1月1日
                        弁護士 加 藤 謙 一

(2023-01-06)