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弁護士コラム

弁護士加藤謙一 一日日記 令和4年2月度 【ミャンマークーデター1年】

弁護士1日日記 令和4年2月度
【ミャンマークーデター1年】
2021年2月1日、ミャンマーでアウンサンスーチー氏が国軍のクーデターによって政権を追われ、丸1年が経った。
新聞報道によれば、この間に民間人1500人が犠牲となり、40万人が避難民となり、160万人が職を失った。
民主派勢力との間で内戦が始まり、今年はもっと大きな混乱が起こるだろう。
国軍を指示する勢力の姿が見えない。何のためのクーデターか。

ロシアがウクライナ国境付近に10万の兵士を結集させ、緊張が高まっている。ロシアは、ウクライナがNATOに加盟することを阻もうとしているようだ。
他国の主権が判断することに、なぜ、介入しようとするのか。
ロシアの兵士は、モチベーションが上がっているのか。ロシアの平和の為か。
NATO勢力はロシアに攻め入る大義は持っていない。誰も命を懸けてロシアを倒すために戦おうとしないだろう。

アフガニスタンはどうなってしまったのだろうか。世界中に難民があふれている。世界はどうしてこんなに混乱しているのだろうか。
人間は少しも進化していない。みんなが一人一人の命を尊重し、利他的に行動する力を持てば、時代は開くのではないか。
何故、自分しか見えなくなってしまうのか。北朝鮮のことも気がかりになる。
仕事量を抑え、自分の時間を大切にしたい。

今週末から冬季北京オリンピック・パラリンピックが始まる。去年の東京オリンピックはコロナの蔓延する中で強行された。
北京を取り巻く情勢は別の意味で複雑になっている。
混乱の21世紀はまだまだ続くのか。

オリンピアンが無事に活躍できることを祈りたい。

我が国のオミクロン株との戦いは2月が山場であろう。3月の記事ではピークアウトした後の日本について書きたい。

令和4年2月1日
                        弁護士 加 藤 謙 一

(2022-02-01)