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弁護士コラム

弁護士一日日記 令和2年1月度【一年の計は元旦にあり】

弁護士1日日記 令和2年1月度
【一年の計は元旦にあり】
 昨年から今年にかけて、我が事務所は弁護士4名体制から2名体制に縮小した。新事務所となってから12年目を迎えるが、最小の弁護士数となった。
幸い優秀なスタッフが8名おり、多忙な弁護士の業務をさせてくれている。
少なくとも、もう1名は弁護士を確保したいと希望しているが、地方登録を選択する新人弁護士の少ないこともあり、楽観はできない。
無理な背伸びはせず、チャンスがやって来るのをじっと待とうと思う。(家康流?)
さて、今年はオリンピックイヤーで我が国は好景気の中で推移するのではないか。一方で衆議院選挙も噂されており、オリンピック後に政治の嵐が吹くかもしれない。

さて、年末にビックニュースが飛び込んできた。
元日産自動車のカルロス・ゴーン会長がレバノンに逃亡した。
日本の出入国管理の甘さが露呈したのか。本人の言葉では日本の司法に信頼が持てないとのこと、司法に関与するものとしては情けない話だ。
「15億円」の保釈金も縛りにならないと思われる。
弁護人のメンツもない。
ゴーン元会長はこれから何をしようとしているのか?
日産の電気自動車(リーフ)を年末に購入したものとしても気分は複雑である。

個人の事でなく、「温暖化問題」環境破壊問題にどう取り組むかが喫緊の課題だ。日本の人口減少問題は日本にとっては深刻だが、世界にとっては大した問題ではない。人口は減った方が良いのだから。
環境問題は、世界の問題、次世代の問題。日本の環境省は何もイニシアティブをとれないのは情けないね。

1年の計は元旦にあり、今年は英語の勉強に集中しよう。力を伸ばすときに一気に伸ばさねばならない。

令和2年1月3日
                        弁護士 加 藤 謙 一

(2020-01-06)